(3.11)∞実行委員会
(3.11)∞とはどんな活動をする団体なのか、そしてどのような思いで活動を続けてきたか紹介します。
About us | (3.11)∞実行委員会
私たちは2014年度から東日本大震災の学びを伝えるイベントを行っています。
「都内の中高生が東京の人に震災の学びを伝える」をテーマに毎年春、夏を中心に定期的にイベントを行っています。
▲プレイベント(中高生対象)の様子
▲本イベントの様子
これまで行ってきた活動
2014年8月
(伝える3.11)∞
~高校生から広げる「わ」~
「震災の記憶が時の流れと共に流されないように、また来る津波で大切なモノが流されないように伝える」
(3.11)∞にとって第一弾のイベントとなった(伝える3.11)∞は、私たちにとって震災は同じ日本に住む人間として決して「他人事」ではない。そして、高校生だからこそできることがあるのではないか、という思いから始まりました。被災地への訪問などを通して、東北のために何かをしなくちゃいけないという思いに突き動かされた私たちは、震災のものや私たちの経験を伝えることで波紋のように伝わっていく「わ」を作れるようなイベントを企画・開催しました。
2015年3月
(考える3.11)∞
~高校生から広がる「わ」~
“復興は何%進んでいるのか?”
「東北の人の意見をもとに東京の人にも考えていただき、それを共有することで、震災での学びを深める。」
被災地の方に答えていただいたアンケートの中に、『復興はどれくらい進んでいると思いますか?』という質問に対する答えが「全く進んでいない」「むしろマイナスだ」と答えている方が結構いらっしゃいました。親族の遺体が見つからず精神的につらいと書かれているものやほかにも被災した人の悲痛な思いを生々しく書かれているものが多く、それらを読んで心を動かされ、前回の企画よりもっと深く被災者の思いや被災地の現状を伝えたいと感じイベントを企画・開催しました。
2015年8月
(あなたの3.11)∞
~被災地をあなたの「となり」に~
「震災を経験した学生の日常を伝えることで、東北を身近に思って行動を起こすきっかけになる」
2015年の夏、東京の高校生である私たち実行委員は、同年代の東北の高校生が、どのような日常を送っているのかを東京の方々に伝えることにしました。実行委員で東北の各地を訪れ、現地の高校生に今の日常についてインタビューを行いました。そして、イベントでは、東京の方々に東北を身近に思ってもらいたとという思いをもって、来てくださった一人一人の方に、東北の高校生についてのお話をしました。
2016年3月
(広げる3.11)∞
「一見全く別のものに見える、“食と防災”という二方向からさらなる東北の魅力を伝えることで、
行動を起こすきっかけとなる」
東北支援の次にあるものはなになのかを考えながら企画を続けてきて、「食」と「防災」という二つの視点から、3.11の学びを伝えることをメインテーマとしてイベントを開催することにしました。
「食」では、物販を通して商品が震災を乗り越えてきたストーリーをお話しすることで、東北の強さを伝えました。「防災」では、東京の子供と東北の子供に防災クイズを解いてもらったところ、知識ではなく知恵の差があることに気付いたので、東京の子供にも防災意識を高めてもらいたいと考えて、親子の防災教室を開催しました。